見た目年齢差が生まれる理由
ヒトの体は、細胞でできていて、その数は 60兆個とも 37兆個ともいわれていますが、
その細胞は、毎日少しずつ入れ替わり、新陳代謝を繰り返し 生命を維持しています。
入れ替わりの周期は組織によって違うのですが、
皮膚の細胞は20代で約1ヶ月。筋肉は1ヶ月~約200日、血液は約4ヶ月、脳や肝臓、腎臓は1ヶ月~約1年、骨は成人で約2年半~3年ですべて生まれ変わると言われています。
新陳代謝のスピードは、年齢とともに低下し、古い細胞の老廃物が体内にたまりやすくなり、いわゆる老化の現象を引き起こします。
ヒトの体はたべたものからできているので、細胞の入れ替わりの進み具合で、体の変化に差が出来、長年の積み重ねで大きな違いが生まれるとなると、日々の食生活大事ですね。
細胞をつくるのが、血液。 血液は、全身の細胞に 栄養と酵素を送り届ける役割をします。
送り届けるためには、血流が良いことが重要です。
中医学では、健康の秘訣は 気・血・水(津液)のバランス と言われています。
気・血・津液は、ヒトの体を構成する基本要素とされ、どれも食事から作られ 体内をめぐり生命活動を支えています。
「気」、「血」は 字のままを表しますが、 「津液」とは 体の中にある血以外の水分のことを言います。
ヒトの身体の 60%~70%は水分だといわれていますから、質の良い水を正常な量とりこむことがいかに重要なことかということが理解できるとかと思います。