【衝撃】あなたの「自然塩」は本当に安全?専門家が警告する「にがり」の5つの真実
「家族の健康のために、精製塩ではなくミネラル豊富な自然塩を選んでいる」
もしあなたがそう思っているなら、この記事は少しショックな内容かもしれません。
昨今の健康ブームの中、「天然=善」「精製=悪」という図式が常識のように語られています。しかし、その「常識」が、実はあなたの体に負担をかけているとしたらどうでしょうか?
特に注目すべきは、自然塩のミネラル源として語られる「にがり」です。
本記事では、30年以上にわたり塩の研究を続けてきた西本友康先生の知見をもとに、「にがり」に隠された5つの衝撃的な事実を徹底解説します。
3つのカテゴリーに分けて、そのリスクと正しい選び方を紐解いていきましょう。
Contents
【メカニズム】「天然だから安心」が大間違いである2つの理由
まず、私たちが陥りがちな「天然信仰」の誤解と、にがりが体に及ぼす物理的な作用について解説します。
①「100%天然=安全」という巨大な誤解
「天然成分100%」と聞くと、無条件に「体に優しく安全だ」と感じてしまいませんか?
しかし、冷静に自然界を見渡してみてください。
山に自生する「毒キノコ」、猛毒を持つ植物「トリカブト」、あるいは「石油」や「水銀」。これらはすべて、人工物ではなく100%天然の物質です。だからといって、これらを「安全だ」と言って食べる人は誰もいません。
この当たり前の理屈が、なぜか「塩」の話になると抜け落ちてしまうのです。天然成分であるからといって、無条件に大量摂取して良いわけではありません。
特に腎臓などのろ過機能への負担は、天然・人工に関わらず物質の性質によって決まるのです。
②豆腐を固める「凝固作用」が人体に及ぼす影響
「にがりは豆腐を作る時に使うのだから、体に悪いはずがない」
そう考えるのはもっともですが、ここで注目すべきはその「働き」です。
液体の豆乳ににがりを入れると、タンパク質が凝固して固形のお豆腐になります。これはにがりに強力な「タンパク質硬化作用」があるためです。
人間の体もまた、多くのタンパク質で構成されています。昔の人が豆腐作りに使ったのは、あくまで「加工剤(凝固剤)」としてであり、にがりそのものを栄養源として常食する習慣はありませんでした。
「タンパク質をカチカチに固める力」を持つ液体を日常的に摂取し続けること。それが血管や内臓にどのような影響を与えるか、そのリスクを軽視してはいけません。
【歴史とデータ】隠されていた「にがり」の不都合な3つの真実
次に、歴史的な背景や具体的なデータから、にがりの実態に迫ります。ここには驚くべき事実が隠されています。
近代的な食塩から「にがり」が除去された本当の理由
1972年、日本の塩作りは「イオン交換樹脂膜法」という近代的な製法に切り替わりました。これにより生まれた高純度の食塩は、一部で「化学塩」と批判されることもあります。
しかし、この技術革新には重要な目的がありました。それは、単なる効率化だけでなく、「海水に含まれる有害な『にがり』を除去すること」も意図されていたのです。
国や研究者たちは、にがりの凝固作用のリスクを理解しており、国民の健康を守るために、あえて純度を高めて不純物を取り除く技術を採用したという歴史的背景があります。
商品によって1000倍違う!マグネシウム含有量の実態
「自然塩」と一口に言っても、その中身は全く違います。にがりの主成分である「マグネシウム」の含有量(100gあたり)を比較してみましょう。
| 商品名 | 含有量(100g) |
|---|---|
| 雪塩 | 2810mg |
| 粟国の塩 | 1530mg |
| 宗谷の塩 | 3450mg |
| 海洋深層水塩 | 1300mg |
| 海の精(赤) | 700mg |
| 天外天塩(岩塩) | 1.2mg |
| インカ天日塩(岩塩) | 7.4mg |
このように、海水を煮詰めるタイプの塩と、長い年月をかけて不純物が抜けた岩塩では、約1000倍もの差があります。
岩塩は結晶化の過程でにがり成分が自然に抜け落ちているため、非常に純度が高いのが特徴です。「自然塩なら何でもいい」のではなく、成分表を確認することが重要です。
かつては「処刑道具」だった?封印された暗い歴史
これが最も衝撃的な事実かもしれません。現代では健康食品のようなイメージで語られるにがりですが、古い文献には次のような記述が残されています。
「昔の罪人は、苦汁(ニガリ)を飲まされて死んでいったという事実があります。」
にがりを大量に摂取させることで内臓機能不全を引き起こし、死に至らしめる——。これは、にがりが持つ毒性を昔の人々が経験的に知っていた何よりの証拠です。
現代の食事量で即死することはありませんが、「かつて毒として使われたもの」を積極的に摂る必要性については、再考の余地があります。
まとめ|成分表示を見て「自分の体」で判断する
ここまで、にがりにまつわる5つの事実を見てきました。
西本先生の研究が示唆するのは、「天然」や「自然」といった心地よい言葉に流されてはいけないということです。塩を選ぶ際は、以下の3点を意識してみてください。
POINT
「天然=安全」の思い込みを捨てる
成分表示でマグネシウム(にがり)の量を確認する
岩塩など、にがりの少ない塩も選択肢に入れる
毎日使う塩だからこそ、イメージだけでなく、その「中身」を正しく知って選ぶことが、あなたと家族の健康を守る第一歩になります。
