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老化の原因は食事にあった!現代食があなたの若さを奪う理由

目安時間 13分

「なんだか最近、疲れが取れないなぁ。」
ある日、友人とランチをしているとき、ふとそんな言葉が口をつきました。

 

友人も「わかる、私も朝起きても肌がくすんでる気がする」なんて言うんです。

年齢のせいかな…なんて流していましたが、実はそれ、年齢だけじゃなくて**食べているもの**が大きく関係しているかもしれないんです。

 

私たちの身体は、食べたものでできています。

食事が変われば、体の調子も肌の調子も変わる…なんて話は聞いたことがあるかもしれません。

 

でも、普段の忙しさからつい手軽なファーストフードやカタカナ食(パスタ、パンなど)に頼ってしまうこと、ありませんか?

 

私自身も、仕事が忙しい日は「さっと食べられるから」とコンビニのパンやインスタント食品で済ませていました。

 

その結果どうなったかというと、体がだるいだけでなく、肌がくすんで化粧ノリが悪い日が続いたんです。

 

それだけじゃありません。疲れやすいし、夜も眠りが浅い。

「これはおかしい!」と気づき、食事を見直すことにしました。

 

そこで分かったのが、現代食が老化を加速させる大きな原因になり得るということです。

 

現代食とは?その特徴とリスク

「現代食」という言葉、どこかおしゃれで聞こえが良いですが、実際にはその裏に意外な落とし穴が潜んでいます。

 

私は昔、カフェランチやファーストフードを楽しむのが好きで、「これがトレンドの食事!」なんてちょっと誇らしい気持ちで食べていました。

 

でも実は、こうした現代的な食生活が体に与える影響を知ったとき、思わずゾッとしました。

現代食の主な特徴

  1. 欧米型の食事:肉と加工食品中心
    ステーキやハンバーガー、ベーコンなど、肉を中心にした食事が多いのが現代食の代表例。脂肪分が多く、栄養は偏りがちです。また、保存のために加工された食品には塩分や添加物がたっぷり。
  2. カタカナ食:手軽で美味しいけど…
    パン、パスタ、グラタンなど、いわゆる「カタカナで表記される洋食」。これらは炭水化物が多く、糖質を一度に大量に摂取することになりやすいんです。ついおしゃれなカフェで頼んでしまう、私も大好きなメニューですけどね…。
  3. ファーストフード:便利さの裏に潜む危険
    マクドナルドやケンタッキーなど、手軽に買えて短時間で食べられるファーストフードは、仕事や勉強で忙しいときの救世主。でも、高カロリーで脂質や糖質が多いだけでなく、長期保存を可能にする添加物や加工油脂もたっぷり使われています。

共通するリスク:カロリーは高いけど栄養は少ない

私が驚いたのは、こうした現代食が「エンプティカロリー」食品とも呼ばれる理由です。

 

一見満腹感は得られても、体が本当に必要としているビタミンやミネラルがほとんど含まれていないんです。

 

その結果、体は「まだ足りない!」と感じて食べ過ぎてしまうことに。私もこの悪循環に陥り、気づけば夜中にスナック菓子を食べる…なんて生活をしていました。

こんな食生活がどんな影響を与えるの?

「カロリーを取っているのに栄養が足りない」。

こうした状態が続くと、老化を進める体内反応が加速します。

 

現代食が老化を加速させるメカニズム

現代食の便利さに慣れていると、ついつい「こんな生活でも大丈夫だろう」と思いがち。

でも実は、私たちの体の中で、見えない老化がじわじわと進んでいることを知っていますか?

 

私自身も、見た目の変化や体調の不調を感じたことで、食事が体にどれだけ影響するのか痛感しました。

 

ここでは、現代食がどのように老化を進めるのか、そのメカニズムを分かりやすくお伝えします。

1. 糖化現象(AGEs)

まず注目したいのが「糖化」という現象です。

甘いものや白いパン、パスタなどの糖質を多く含む現代食を取りすぎると、体内で余った糖がたんぱく質と結びつき、「AGEs(エージス)」という老化物質を作り出します。

 

このAGEs、厄介なのは肌や血管のたんぱく質を傷つけてしまうこと。これが進むとどうなるかというと…

 

  • 肌の弾力がなくなり、しわやたるみが目立つ
  • 血管が硬くなり、動脈硬化のリスクが高まる

私は、特に疲れた日の夜に甘いものが食べたくなり、ついケーキや菓子パンを手にしていました。

 

その結果、気づけば「最近、顔がくすんできたかも…?」と感じるように。

これが糖化現象の始まりだったんです。

2. 酸化ストレス

次に挙げたいのが「酸化ストレス」。

これは、脂肪分の多い食事や加工食品が増えることで、体内に増加する活性酸素が引き起こすダメージのことです。

活性酸素が増えると、体の細胞が酸化=錆びてしまうような状態になり、以下の影響が出てきます。

 

  • 肌のハリが失われ、老化が進む
  • 疲労感が抜けにくくなる
  • 免疫力が低下し、病気にかかりやすくなる

私も以前は脂っこい食事が好きで、ついポテトチップスやフライドチキンを選びがちでしたが、これが「なんだか体が重い」「疲れが取れない」と感じる原因だったようです。

3. 腸内環境の悪化

現代食には食物繊維が少なく、逆に添加物や保存料がたっぷり含まれています。

これが腸内の善玉菌を減らし、悪玉菌を増やす原因に。腸内環境が乱れると…

 

  • 便秘や下痢などの不調が増える
  • 栄養吸収が悪くなり、体全体の老化が加速
  • 肌荒れやくすみなどの外見的な変化も

腸内環境が悪化すると、体だけでなく心にも影響します。

「最近イライラしやすい」と感じるとき、腸が関係しているかもしれません。

 

現代食と老化の関係を見直すきっかけに

こうした現象を知ったとき、私は本当にショックでした。

だって、毎日の習慣が自分を老けさせているなんて思いもしませんでしたから。

 

でも、この知識がきっかけで食事を変えたら、少しずつ肌や体調が改善してきたんです!

 

老化を遅らせるための「食事の選び方」

現代食が老化を進めることを知り、私自身、「じゃあ何を食べればいいの?」と迷いました。

でも、難しく考える必要はありません。

 

実は、昔ながらの「和食」や「伝統食」を意識するだけで、体にも心にも嬉しい変化が現れるんです。ここでは、具体的な食事の選び方と実践法をお話しします。

和食の魅力:シンプルさがカギ

まず試してみたのが、和食を意識した食生活です。和食の最大の特徴は、素材の味を活かしたシンプルな調理法とバランスの良さ。例えばこんなメニューを意識してみました。

  • 主食:玄米や雑穀米
    白米ではなく、玄米や雑穀米を選ぶと、食物繊維やビタミンが豊富に取れます。これが腸内環境を整える助けに。私も最初は抵抗がありましたが、慣れるとプチプチした食感がクセになります!
  • 主菜:魚や豆腐、納豆
    肉ばかり食べていた頃とは違い、魚や植物性たんぱく質を取り入れるようにしました。納豆は発酵食品でもあるので、腸に優しく、朝食にぴったりです。
  • 副菜:野菜中心のおかず
    野菜は生よりも、軽く蒸したり煮たりすることで栄養を効率よく吸収できます。私は蒸し野菜に味噌を少し添えるだけで大満足の一皿に!

発酵食品を取り入れる

老化対策として欠かせないのが、発酵食品です。日本の伝統食に欠かせない味噌や漬物、ヨーグルトには、腸内環境を整える善玉菌がたっぷり含まれています。

 

特に私が気に入ったのは、自家製の簡単な漬物。キュウリや大根を塩麹に漬けるだけで、あっという間に美味しい一品が完成します。お店で買う漬物よりも塩分が控えめで安心です。

おやつも変えてみる

甘いものを完全にやめるのは辛い…そんな私がたどり着いたのが、自然派おやつです。

  • ドライフルーツ(無添加のものがおすすめ)
  • ナッツ(アーモンドやくるみが良質な脂肪を含む)
  • 手作りの甘酒(砂糖なしでも自然な甘みが美味しい)

これらを取り入れると、「甘いものを食べたい!」という衝動が抑えられ、体も心も満たされるように。甘酒は発酵食品でもあるので、一石二鳥です。

小さな習慣から始める

最初から全部を変えようとすると、挫折しがちですよね。私も最初は「とにかく納豆を毎日食べる」ことからスタートしました。

 

その後、「週に3日は玄米を炊く」「おやつはナッツにする」など、小さな一歩を積み重ねることで無理なく続けられるようになりました。

 

実感した変化

こうした食生活を2〜3週間続けると、驚くほど肌が明るくなり、朝の目覚めがスッキリしてきたんです。

以前は頻繁に感じていた疲れも軽くなり、「食事って本当に大事なんだ」と実感しました。

 

結論: 健康的な未来は食事で作れる

「食べるものを変えただけで、ここまで変わるんだ!」
これが、私が食生活を見直した後に心から感じたことです。

 

現代食を見直し、和食や発酵食品を取り入れるようになってから、体だけでなく心の調子も良くなり、日々の生活に少しずつ余裕が生まれました。

小さな一歩が未来を変える

もしかすると、「そんなの簡単にできない」と感じる方もいるかもしれません。

でも、始めるのは本当に小さな一歩で良いんです。例えば、こんなことから始めてみてください。

  • 毎朝の食事に納豆を一品加える
  • 白米を玄米に変えてみる
  • 週末に味噌汁を手作りする
    これだけでも、体の調子が少しずつ変わり始めます。

私も最初は「納豆を食べる」ことだけでした。

でも、その小さな変化が自信につながり、次第に他の食材や調理法にも目を向けられるようになりました。

「食事」が未来の自分を作る

食べるものが変わると、体調や肌の調子だけでなく、気持ちまで前向きになるんです。

私自身、以前は忙しさを言い訳に「仕方ない」と諦めていました。

 

でも、実際に行動を変えた結果、こんなに良い変化があるのなら、もっと早く始めれば良かったと思っています。

何を食べるかは、自分で選ぶことができます。

 

そして、その選択が未来の自分を作るとしたら…やってみる価値は十分にあると思いませんか?

今日からできる一歩を踏み出そう

この記事を読んでくださった方が、少しでも「食事を見直してみようかな」と思ってくれたら嬉しいです。

 

どんな小さな一歩でも、その積み重ねがあなたの健康と若さを守る大きな力になります。

「食べるものを変えるだけで、人生が変わる」
そう信じて、私もこれからも続けていこうと思います。ぜひ一緒に、健康的な未来を目指しましょう!

 

まとめ

  • 現代食は老化を加速させるリスクがある
  • 和食や発酵食品など、昔ながらの食事が老化を遅らせるカギ
  • 無理なく始められる小さな習慣からスタートしよう

毎日の食事が、未来の自分をつくる一歩になります。できることから少しずつ取り入れて、健やかな体と心を手に入れましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


慎雪(しんせつ)

慎雪(しんせつ)

子どもの出産を機に、本当の食とはなにかについて探求を始める▶本来の食について学ぶ▶食の大転換▶家族全員体質改善▶ストレスフリーの脱砂糖中毒、サプリなし、冷え性解消▶体の内側から整え、細胞の若返りをはかり いつまでも美しく健康でいられるための食の提案をします!

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