梅雨の季節に気を付けること
「五行思想」「五行説」とは、古代中国に端を発する自然哲学の思想です。
4000年の長きにわたって取捨選択され引き継がれている東洋医学においても、万物は 木火土金水 の5種類の元素からなるとしています。
この5種類の元素は、「互いに影響を与え合い、その消滅盛衰によって 天地万物が変化し循環する」という考え方が根底に存在します。
これを取り巻くように、季節、方角、外気、運動、臭い、食物、色などの修飾因子があり、それが体内をめぐる 気、血、水と深く交流をもっているとされています。
これをわかりやすくしたのが 五行色体表です。
私が過去学んだ 「九星気学」においても 5行説(木火土金水) は有効でした。
五行色体表は、現代においても東洋医学の診断、治療の指針とされているものですから、理解しておくと 体の不調を整えるのにも大変効率がよいです。
私が学んだ時のテキストを 貼り付けましたが、画像が小さく字が読みにくくなりました。
検索したらいくらでも出てきますので、興味のある方は調べてみてください。
【五行色体表】
五行の考え方では、
梅雨の時期は【土用・長夏(季節の変わり目)】
五色(病気の時に主に顔色に表れる)は【黄色】
五臓でいうと【脾】 ←食べ物の消化・吸収を担っている器官
五悪(五臓を傷つける気象条件)は【湿】
湿気が体内で悪さをすると、脾臓の働きを損傷しやすくなるので、とりこまないようにすることが大事です。
対策としては、
・汗をかくこと
・体をひやさないこと
・温かく消化によいものを食べる
・飲みすぎに注意する
・旬のもの(夏野菜)を食べる→利尿作用
・香りのよいものを食べる→発汗力
スイカがスーパーに出回り始めましたが、この時期食べるのに 理にかなってますね。
参考にしてください。